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【わんこと楽しめるおすすめ散歩コース】縁結びの滝

東京では開花宣言が出る頃、ガルニヴィレッジの周りでは雪も解け、長い冬の終わりとともに春の足音が聞こえてきました🔆

そこで、夏に向けてのおすすめ散歩コースをご紹介します🚶

今回は猿ヶ京イチのパワースポット「縁結びの滝」編です👏

まずは、国道17号からまんてん星の湯方面へ。

赤谷湖の眺めを楽しみつつ、キャンプ場に向かって坂を下っていくと、「かっぱ広場」に出ます❗️

この広場はきれいに整備されていて、かっぱの石像やちょっとした遊具があり、駐車場も完備👍

周囲は山々に囲まれ、河原にもおりられます💧

浅く流れが穏やかなので、夏なら小さなお子さまやわんちゃんの水遊びに最高の場所です🐕

きれいな空気を吸いながら川沿いの散策路を景色を楽しみながら進むと、対岸に渡る橋が見えてきます👀

橋を渡ったら、あとは案内看板があるので矢印の示す通り進めば、少しずつ水が流れ落ちる音が聞こえてきます👂🏻

マイナスイオンを浴びることができるパワースポットで、癒されること間違いなし!

都会の疲れも吹っ飛ぶと思います。

道中、急な坂道があるので体力に自信がない方は、かっぱ広場まで車でも行ってもOK🅿️

でも、この急な坂道を楽しむからこそ、川や滝の気持ち良さが倍増するのかも😅

チェックイン前やチェックアウト後など、時間に余裕をもって立ち寄るのがおすすめです。


赤谷川の河童地蔵の由来

むかしむかし、今の新治村の赤谷湖のあたりは猿ヶ京村相俣村と呼ばれていました。
西川と赤谷川が合流するあたりには河童が住んでいて、村の胡瓜畑が荒らされたり馬を水浴させていると馬の足にとびついて馬を驚かしたりしていたので、村の人々は「河童には困ったもんだ。懲らしめのため、ひっ捕らえてくれべえ。」といって、毎日赤谷川の岸辺で胡瓜を釣り竿に付けて、村の誰か一人が交代で河童釣りをする事になりました。
ところが、頭のいい河童達はそんな事では捕まりません。
ある日、相俣村の小野屋のお婆が赤谷川で、小豆を洗っていたらざるに河童がひっ掛かってきました。
お婆は、「お前が悪戯ばかりするから村の衆のところへ連れて行くぞ。」というと、河童が「どうか助けて下さい。助けてくれれば何にでも効く膏薬のつくり方を教えます。」というので、河童を逃がしてやる事にしてお婆は河童に草の根や葉の調合を教えてもらいました。
それからというもの村の衆はお婆の作る膏薬のお蔭でずいぶん助かったんだそうです。
ところがお婆は河童との約束を守って、誰にも膏薬の作り方を教えなかったのでお婆が死んでしまうと困ってしまいました。
村が賑やかになって来るにつれて河童は山の奥深く、引っ越ししてしまったのか姿を見る事もなくなり、村の衆は河童を懐かしむようになりました。
そのうち河童の膏薬で命を救ってもらったり、歩けるようになったり、かさぶたをとってた村人達は川のほとりに河童地蔵さまを祭り大好きな胡瓜を上げて供養しました。
不思議な事にそれからは河童地蔵の頭のお皿に水をかけて、お願しょかけながらその水を体の悪い所にかけると自然となおってしまうそうです。
時を経て今でも村人は祭りの日になると胡瓜をもって河童地蔵に、お願しょかけに行く人はあとを絶たないそうです。

縁結びの滝

村の若者が、嫁を貰ってもすぐに出ていってしまうのが悲しくて、この滝を拝んでいたら、綺麗な娘さんがやって来た。
若者が陰に隠れて見ていると、娘さんは嫁いてもすぐに追い出されてしまうと泣きながら良縁を願っている。
若者は、哀れに思い、祠に誘い、慰めてやった。
そのうち二人は互いに慰め合って、一晩滝で過ごすうちにぴたりと結ばれ、幸せに暮らした。
以来、この俺は良縁を授けると広まり、拝みに来る男女が後を絶たない。

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