なんか重ーいタイトルになってしまいましたが、結論から先に申しますと、
鹿の解体イベントに女将と二人で参加してきました!
では、なぜこのイベントに参加させていただいたかというと、「野生動物の命をいただき、ありがたく食す」ということを学びたかったからです。
猿ヶ京に移住して、まず気づいたのが、空気のおいしさ、水のおいしさ、野菜のおいしさです。
さらに、野生動物が、より身近な存在であること。
狩猟をやっている友人に、命の大切さと、その命を食し、考えることについての話を聞くうちに、強い興味をもつようになりました。
今回のイベントで鹿の解体を見せてくださったたんとくわっさいの阿部さんのことを聞き、お店での提供方法や食への考え方に共感できるものがあり、一度食事に行ってみたいと思いつつ、なかなか足を運べずにいて…
なので、今回のイベントはすごく楽しみにしていました。
とはいえ、動物を解体するなんてこれまで一度も経験がありません。
解体に使われる個体は丁寧に処理されているとはいえ、数日前までは生きていたものです。
始まるまでは自分たちがどう感じるのか不安も多少ありました。しかし実際に鹿の個体を目の前にし、作業が進むうちに、そのような気持ちは消えました。
見るだけでなく、自らの手で皮を剥ぐ作業を体験させていただくと、言葉では表せないほどの、重く、尊い、命の大切さを実感。
さらに、いただいた命を、よりおいしく食べるための経験と知識が豊富な阿部さんの姿にも感銘を受け、本当にいい経験となりました。
せっかくみなかみ町という自然豊かな場所に住んでいるのだから、今後も身近ないろいろなことに目を向け、学んでいきたいと思います。
このイベントを開催してくれた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。